赤城自然園の運営10年目を迎え、豊かな森の環境保全や観光活性などでの社会貢献事業とともに、新たな貢献内容として、障がい者の支援に取り組んでいます。
●筑波大学附属聴覚特別支援学校の生徒が来園
同校のビジネス情報課では、一般企業という実例を活用して職業訓練・学習を行い、卒業後の就労に役立てるため「赤城自然園のことやクレディセゾンに関して学習する」授業が設けられました。4月からはビジネス資料のまとめ方についての学習として、当園とクレディセゾンについて調べパワーポイントの資料を作成しています。
また、動画編集の授業として、当園から提供した素材を編集し、制作されたCMは、2020年2月に生徒からプレゼンテーションを受け、当園のPRとして活用させていただく予定です。
よりよいCMが制作できるよう、課外授業として7月21日(土)に13名の生徒に赤城自然園を実際に体感していただきました。
●パラキャンプ開催
障がい者スポース専門誌「パラスポーツマガジン」とアウトドア情報誌「GARVY」などを発行している実業之日本社、障がい者スポーツ団体の遠征旅行を手掛けるグロリアツアーズ、障がい者理解の教育と就労支援に係る活動を行うNPO法人勇気の翼 インクルージョンと当園により、障がいのあるなしに関係なくアウトドアライフを体験するイベント「パラキャンプ」を8月3日(土)に開催しました。
新潟、群馬、東京など近隣各地から30名が参加され、園内を散策した後、MORIHAKUエリアでバーベキューを行い、間伐体験、ボッチャ体験、テント張体験なども行いました。
散策の中で昆虫をみつけたり、初めての間伐やボッチャを体験し、好奇心旺盛な姿や弾ける笑顔を見ることができました。
写真/中里慎一郎
障がい者をはじめ、すべてのお客様にとっても安心して楽しめる森づくりを今後も進めていきます。