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活動報告

赤城自然園では運営理念に基づき環境教育、環境保全、地域貢献などの活動を行っています。

  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
2021年
教育・学習環境保全
2021年10月10日

国立赤城青少年交流の家主催「あかぎフェスタ2021」で自然素材の利活用教室

教育・学習環境保全
2021年10月9日

豊かな森を維持するために~植樹プログラム開催

健康増進
2021年8月1日

エフ・ジェー・ネクスト様主催 親子運動あそび教室

教育・学習
2021年7月25日

渋川市 親と子の環境学習会

地域貢献
2021年6月13日

渋川特別支援学校の生徒作品の販売

地域貢献
2021年4月20日

「共生社会実現のまち 渋川市」推進共同宣言

2020年
社会福祉
2020年12月18日

ご高齢の方・障がい者対象のカートツアー導入

地域貢献
2020年11月30日

地域の皆様の集える場として

教育・学習
2020年10月31日

子どもに自然の大切さを広げる体験

教育・学習
2020年10月29日

藤岡市立小野小学校3年生自然体験遠足

地域貢献観光活性
2020年10月1日

渋川市マイクロツーリズム推進モニターバスツアー

教育・学習
2020年9月22日

渋川市親と子の環境学習会

教育・学習
2020年9月22日

自然の中で食育「ピザ窯でピザ作り体験」

健康増進
2020年8月18日

森林セラピーの活用

環境保全
2020年7月14日

種の保存などを目的とした獣害対策や災害に強い森林づくり

観光活性
2020年6月22日

群馬県や渋川市の観光地として貢献

社会福祉
2020年6月12日

園内整備を実施

2019年
社会福祉
2019年11月21日

赤城自然園 社会福祉活動のご報告

赤城自然園の活動にご理解いただき、ご支援くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。

永久不滅ポイントからのご支援は以下よりお選びください。

・Netアンサー会員の方はこちら

・アットユーネット!会員の方はこちら

国立赤城青少年交流の家主催「あかぎフェスタ2021」で自然素材の利活用教室

四季を通じて豊かな自然の中、体験と交流の場を提供する国立赤城青少年交流の家が主催する「あかぎフェスタ」が開催されました。

自然教育という共通の目的に賛同し、昨年に続き体験ブースに出展しました。

園の伐採木を利用したバードコールづくりを行い、120名(イベント参加者のうち7割以上)のお客様にご参加いただきました。

自然素材の利活用、作ったバードコールで野鳥との触れ合いを通して、自然・いきものを大切に思う気持ちを育んでいただければと願っています。

 

赤城フェスタ

豊かな森を維持するために~植樹プログラム開催

赤城自然園の大面積を占めるコナラやクヌギの雑木林は、かつては薪炭を得るために15年程度で伐採し、更新され、維持されてきました。

開園から40年が経過し、当初自分の背丈ほどだったコナラやクヌギの樹木は大きく成長しました。

雑木林らしい植生を維持するため、園内で採取したコナラやカエデの実生を養生育成し、園内の空地に植栽しました。

当園では、「自然を守るということは、まず自然を知るということ」と捉え、自然そのものやその役割を学び、自然と共生していく心を育む体験型環境学習を初めて実施しました。

<こだわり>

1.園内で採取した種から育てた苗を用いること

2.次の雑木林を形作る樹種を選ぶこと

3.参加されたお客様が主役となり植栽すること

 

植樹後も苗木の生育に合わせて継続的に手入れをし、長期間、定期的に整備活動を続けていかなければ、うまく育たなかったり、荒れた森が増えただけということにもなりかねません。そのため、植樹した場所からさらに移植することもありますが、参加された方が5年、10年といつでも観察できる場所を選んでいきます。

 

l苗の掘り起こし

移植

エフ・ジェー・ネクスト様主催 親子運動あそび教室

コロナ禍において、子どもたちが思いっきり外で遊ぶ機会も減り、子どもの健康被害として、鬼ごっこで骨折をしてしまったり、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」が増えていることで、けがに繋がっているといったニュースを目にします。

赤城自然園では、エフ・ジェー・ネクスト様ご協力のもと、親子で日常的に身体を動かせるヒントとなるようなプログラムを開催しました。

渋川スポーツクラブより講師を派遣いただき、ウォーミングアップより身体を動かすことを愉しめる内容で、自然の中でしかできない木登りやターザンロープなどでも遊び、子どもたちは常に笑顔でした。また、現代の子どもたちの苦手とする動きなども教えていただき、親子ともに充実したプログラムとなりました。

キャンセル待ちも出るほどで、屋外で身体を動かす需要を実感しました。

親子運動あそび教室2

渋川市 親と子の環境学習会

自然環境学習の一環で、昆虫観察会を行いました。

渋川市在住の親子10組39名が参加、森の原っぱで虫取り網を左右に振り回し、様々な昆虫を捕まえ、観察しました。

残念ながらお目当てのカブトムシに出会う事はできませんでしたが、思いのほか色々な昆虫が生息している事を知り、子どもたちの好奇心が止まらない1日となりました。

 

渋川市1

渋川特別支援学校の生徒作品の販売

生徒たちが製作した紙製品、布製品、陶器製品の販売を開始しました。また、学校カリキュラムの一環として「作業製品納入」を行っています。

自分たちが製作したものが、どのように売られお客様に届くのかを体感することで、納入の仕組みだけでなく、広く社会の仕組みを学んでもらっています。

日頃は、家庭と学校で過ごすことの多い生徒たちが、自分たちの作品の陳列を見て目を輝かせていたのが印象的でした。

売店の様子

「共生社会実現のまち 渋川市」推進共同宣言

渋川市が提言する、「すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが自分らしく生き生きとした人生を送り、さまざまな人々の能力が発揮されている活力ある社会の実現を目指した取組みを進めていく」ことに賛同し、4月20日、髙木渋川市長との共同宣言を行いました。

赤城自然園でできることを一つずつ積み重ね、共生社会の実現に貢献していきます。

 

共同宣言

ご高齢の方・障がい者対象のカートツアー導入

園内の奥まで歩いていけないといったニーズにお応えして、70歳以上のお客様や歩行が困難な方向けに、園内ガイドが運転するカートツアーを開始しました。

地域の皆様の集える場として

●地域の皆さまの集える場として

当園では4~11月の月一度(8月は追加開催あり)、朝6時30分よりラジオ体操を開催しています。2020年度はのべ200名もの方にご参加いただきました。
また、市内の公民館では赤城自然園訪問を企画していただけるようになり、散策だけでなくノルディックウォーキングなど様々な活動ができるよう協力しています。

子どもに自然の大切さを広げる体験

●からっ風体験イベント ~赤城青少年交流の家~

子どもたちの体験活動を推進するとともに、「体験の風をおこそう」運動を広く普及することを目的とした、群馬県からっ風「体験の風をおこそう」 運動実行委員会主催の、『あかぎフェスタ2020』 が10月に開催されました。
赤城自然園は、園の木の実を使ったクラフト体験ブースを出展。たくさんの種 類の木の実を使って、オリジナルのリースやブロー チを創作しながら、自然の大切さに気付いてもらえたのではないかと思います。

藤岡市立小野小学校3年生自然体験遠足

100名の生徒が少人数の班に分かれて、園内にちりばめられたクイズを解き、集合場所を見つけ出すオリエンテーリングを行いました。

生徒たちは久しぶりの野外学習ということもあり、いききと園内をある極まっていました。

今後も安全で安心できる自然体験の場を提供していきます。

 

17.藤岡市立小学校

渋川市マイクロツーリズム推進モニターバスツアー

開催日:2020年10月~2021年3月

赤城自然園の所在する渋川市と新型コロナウイルス感染症で大打撃を受けた観光関連事業者等が連携し、「渋川市版マイクロツーリズム」が構築されました。

全7コース計35回のモニターバスツアーが造成され、園には紅葉シーズンに11回、早春に4回お立ち寄りいただくことになりました。

本企画の目的は市内観光資源の再発見と磨き上げとされており、渋川市の観光施設として勧めていただけるよう、施設・サービスなどの改善を図っていきます。

渋川市親と子の環境学習会

「豊かな自然と多様な風土をみんなで守り育て未来へ継承するまち・しぶかわ」の実現に向け、こどもたちに身近な自然を通し環境問題にも興味を持つきっかけとなるよう開催される学習会。

渋川市の親子がアサギマダラのマーキング体験を行い、全員で19頭にマーキングをしました。

マーキング

自然の中で食育「ピザ窯でピザ作り体験」

レンガを組み立てピザ窯を作り、枯れ木などを 集め火おこしを行いました。

ピザ生地や野菜は群馬県の食材を使い、地産地消の話など食育も。

災害時に役立つ火おこしの知識、食べ物は自然 の恵みであることなど、普段当たり前のように 使ったり口に入れたりしているものは、自然があって成り立つものであることを学ぶきかっけになりました。

20.ピザ体験

森林セラピーの活用

●森林セラピーの活用

赤城自然園は生理心理実験によって森の癒し効果が科学的に実証された「森林セラピー基地」に認定されています。

従業員の健康づくりに企業が積極的にかかわることで、生産性が向上し、医療費負担の軽減も見込める「健康経営」が注目される中、当園では個人だけでなく行政や企業に向けて、森林セラピーの活用をご提案しています。
~森にはリフレッシュや免疫力UPなどの効果があります~
■森フィトンチッドの香り… 樹木が発散する揮発性物質が、リフレッシュ、抗菌効果など
■1/fゆらぎ… 木の葉の風にそよぐ音、小川のせせらぎなど、心地よいと感じる不規則さがもたらす心の安静効果
■マイナスイオン… ストレス軽減、リラックス効果など

<活用事例>
・健康保険組合連合会のウォーキング大会
・福島県健康増進ツアー
・県内企業や団体の福利厚生施設 など

種の保存などを目的とした獣害対策や災害に強い森林づくり

●種の保全などを目的とした獣害対策

森林の伐採、地球温暖化、外来種の進入などにより、世界では絶滅危惧種が増え続けています。生体保護のために、国内でも様々な活動が行われていますが、絶滅を止めるまでには至らず、さらなる保護・保全が期待されています。

赤城自然園では、シカによる食害が多発し、園を代表する植物のシラネアオイ、レンゲショウマ、ヤマユリなど、広範囲にわたり深刻な被害を受けました。また、イノシシによる被害も多く確認され、どう保護していくかが課題となっています。現在考えられる対策の一つとして現状の外柵強化、食害にあった種は、できる限り園内で生まれた更新株や個別に保護した株達の力を信じ利用します。それでも再生の見込めない種に関しては、外部から持ち込み、一から育てていきます。

●災害に強い森林づくり

山に木を植え、大切に守り育てられてきた森林は、林業の衰退により、適切な管理が行われずに放置されたり、荒廃が増えています。局地的な集中豪雨の頻発や地球温暖化などの課題も多く発生しています。

群馬県では、私たちの生活に様々な恵みをもたらしてくれる豊かな森林を県民共有の財産ととらえ、この大切な森林を守り、育て、次世代に引き継ぐために「ぐんま緑の県民税」を導入。当園もこの制度を利用し、未公開エリアの森を整備することとしました。必要な手入れを行うことで、日が差し込み、地表の植生が豊かになり、土壌浸食を防ぎ、水を貯える力が増します。木も元気になり二酸化炭素をたくさん吸収できるようになります。

群馬県や渋川市の観光地として貢献

●群馬県、渋川市の観光施設や飲食店などとの相互送客

・当園独自のMAP制作
園内で配布する当MAP持参で、掲載施設の優待をご利用いただけるようにしています。

・温泉宿泊施設専用入園券制作
県内の温泉地に宿泊された方がご利用いただける入園券を制作し、温泉宿泊施設からのお客様をご紹介いただいています。

●群馬デスティネーションキャンペーン(DC)の群馬県5連ポスターに採用

2020年4~6月で開催された群馬DCの5連ポスターのひとつに赤城自然園のセゾンガーデンの写真が採用されました。

園内整備を実施

お客様に快適に過ごしていただくために、園内設備の見直しを行いました。

・滑りやすい散策路に看板を設置
・濡れると危険な木道に滑り止め塗布
・靴の汚れを落とすブラシコーナーに手すりを設置
・園内看板のつけ替え
・男子トイレ内へおむつ交換台設置

25.園内整備

赤城自然園 社会福祉活動のご報告

赤城自然園の運営10年目を迎え、豊かな森の環境保全や観光活性などでの社会貢献事業とともに、新たな貢献内容として、障がい者の支援に取り組んでいます。

●筑波大学附属聴覚特別支援学校の生徒が来園

同校のビジネス情報課では、一般企業という実例を活用して職業訓練・学習を行い、卒業後の就労に役立てるため「赤城自然園のことやクレディセゾンに関して学習する」授業が設けられました。4月からはビジネス資料のまとめ方についての学習として、当園とクレディセゾンについて調べパワーポイントの資料を作成しています。
また、動画編集の授業として、当園から提供した素材を編集し、制作されたCMは、2020年2月に生徒からプレゼンテーションを受け、当園のPRとして活用させていただく予定です。
よりよいCMが制作できるよう、課外授業として7月21日(土)に13名の生徒に赤城自然園を実際に体感していただきました。

●パラキャンプ開催

障がい者スポース専門誌「パラスポーツマガジン」とアウトドア情報誌「GARVY」などを発行している実業之日本社、障がい者スポーツ団体の遠征旅行を手掛けるグロリアツアーズ、障がい者理解の教育と就労支援に係る活動を行うNPO法人勇気の翼 インクルージョンと当園により、障がいのあるなしに関係なくアウトドアライフを体験するイベント「パラキャンプ」を8月3日(土)に開催しました。
新潟、群馬、東京など近隣各地から30名が参加され、園内を散策した後、MORIHAKUエリアでバーベキューを行い、間伐体験、ボッチャ体験、テント張体験なども行いました。
散策の中で昆虫をみつけたり、初めての間伐やボッチャを体験し、好奇心旺盛な姿や弾ける笑顔を見ることができました。

写真/中里慎一郎

障がい者をはじめ、すべてのお客様にとっても安心して楽しめる森づくりを今後も進めていきます。

森林セラピー

赤城自然園の森林は癒し効果が科学的に実証されています。

森を楽しむことで、心身の快適性を向上させ、保養効果を高めていくことで、リラクゼーション効果や免疫機能改善などが期待できます。赤城自然園は、生理心理実験により癒し効果が実証され、森林セラピーソサエティにより森林セラピー基地に認定されています。

詳しくはこちら

私達は、赤城自然園の環境保全活動をサポートしています。

[運営会社]株式会社クレディセゾン